パーソナルシミュレータ

聴くゾウ

リアルな音をあなた自身の聴診器で聴く

だからホンモノの聴診技術がはやく身につく

 

聴くゾウの特長

1.自分の聴診器で音を聴く聴診専用スピーカです

2.生体周波数と同じ帯域だけを再生します

3.音量調整が可能です

4.スリルを触れることができます

5.ポータブルサイズで持ち運びが簡単です

※聴くゾウは、音響メーカパイオニア社の協力を得て開発するとともに同社に製造を委託しています

 

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特長1.自分の聴診器で音を聴く聴診専用スピーカ

聴くゾウは聴診器で音を聴くためにテレメディカが開発した聴診専用スピーカです。実際の患者さんを聴診する時と同じように聴くゾウに聴診器をあててください。膜面を使う時には「シリコン面」に強く押し当て、ベル面を使う時には軽くそっとあてて聴きます。そうすると、心音の低音成分3音、4音は膜面では聴こえません。

まるで聴くゾウの中に実際の心臓が入っているかのようにリアルな音がイヤーピースから聴こえてきます。

 

特長2.生体周波数と同じ帯域だけを再生

生体が体の中から発する心音や肺音などの音は、周波数帯域が20Hz~1000Hzです。聴くゾウはこの周波数帯域のみを再生する特性があります。グラフは聴くゾウの音響特性を示しています。緑、赤の線は開発プロダクトの音響を示し、青線と黒線は製造ラインで作ったプロダクトの音響特性です。黒線が市販品の聴くゾウです。図に示された通り、駆くゾウは20Hz~1,000Hzの帯域のみを再生することがわかります。

1,000Hz以上の音を再生しないという特性は、電子機器で録音した場合に発生する電子ノイズ(高周波ノイズ)を再生しないことを示します。電子聴診器などで録音した音源を聴くときに、チリチリといったノイズが気になることがあっても、聴くゾウは高周波数の音をシャットアウトするため聴きやすくなります。

また、グラフの低音出力部分を見ていただくと、20Hzの帯域もしっかりと出力しています。心音のS3は低周波数で、一般的な小型スピーカではなかなかこの帯域の音を出力することができません。聴くゾウは小型でありながらこれらの帯域を出力することができるため、3音や4音といった低周波の音も生体と同じ周波数で出力するすることができます。聴くゾウがリアルな音を再現できるのは、聴くゾウの周波数特性に由来しています。

 

特長3.音量調整が可能

聴くゾウはアンプを搭載しており、音を増幅させることができます。3音は低音でしかも音量が小さいため、初学者には聴き取りが難しく、聴き取ることができるようになるまでには時間がかかります。しかし、聴くゾウの音量調節機能を使うと、聴こえづらい3音も大きくして聴くことができます。大きな音で3音を聴き、タイミングを把握した後に音量をもとに戻してください。一度聴こえた3音は音量が小さくなっても聴き取りが容易です。

 



特長4.スリルを触れる

聴くゾウはスリルを触れることもできます。心雑音の音源を再生するときに、聴くゾウのシリコン面が微細に振動します。この振動を手掌で触るとまるで本物のスリルを触れるかのような感覚で触診することができます。心雑音の音源は聴診アプリ「オースカレイド」のご利用をお勧めします。スリルを触れる際には聴くゾウの音量を大きくしてご利用ください。

 

 

 

 


特長5.ポータブルサイズ

test 聴くゾウは76㎜×135㎜×35.5mmのサイズで、重さわずか210gです。単三電池2本をセットすれば、いつでもどこでも音を再生することができます。スマートホンに聴くゾウを接続し、聴診ポータルサイトにアクセスすればその場で聴診練習が可能です。